【NEWS】2010年11月19日 内閣府国際平和協力事務局とJICA中堅幹部と意見交換

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内閣府国際平和協力事務局では、平和活動に関与している関係省庁の方々に、DDRへの協力、現地の警察隊のキャパシティー・ビルディングの為の当事国の警察の機関としての理念的基盤と運営能力の強化、そして現地の警察官のMindset(思考方)を変えていく重要性を話された。JICA地球広場においては、JICAの中堅幹部職員と国際会議・援助協調でいかにしてリーダーシップを発揮していけるか話し合った。「孫子の兵法」を引用して、以下に相手の動機や意思を充分に理解することが大事であるか説かれた。そして、指導力発揮の原動力、そして相乗効果を生かすリーダーシップについて説明され、包括的な目標の設定や他の機関とJICAの問題意識の相互理解の重要性を話された。国連の統合ミッションにおいて求められる ①Activity, ②Structure, ③Strategy-Common goals, ④Values and Principleのおいて調整出来る能力が重要性であると指摘され、それにもまして大きな方向性を持つことが指導者の役割であると述べられた。また、ルワンダで、刑務所を建設した例を取って、新たに必要な事業を始めるに当たって、自分で物事の正当性を判断出来るのが必要であると感じ、指導者として方向性と実行力があることが必要であると説いた。その為には、自分の中に確固とした価値観と理念があることが大切であると述べていた。(中本優太)