中国の国連大使はニューヨークで開催されている「世界平和を守る中国軍隊」をテーマにした展示会で、今後も国連PKOに積極参加して関係国・地域の平和と安定の回復、現地住民の生命の保護のために引き続き貢献していくとの意思表示をした (13/02/2019)

 At an exhibition on “The Chinese Army to Protect the World Peace” held in New York, Under-Secretary-General for Operational Support, Atul Khare, commended China for currently deploying a total of 2,508 uniformed personnel, including 70 women, to 8 of the UN’s current peacekeeping missions, including UNMISS, UNIFIL, and MINUSMA. Khare also noted China has contributed approximately 5.8 million dollars to UN Peacekeeping through the Peace and Security Trust Fund since 2017.

(Source: CRI Online)


 中国のオンライン通信(CRI)によると、中国外交部の華春瑩報道官は13日に行われた定例の記者会見で、「中国は国連平和維持活動(PKO)の主要な部隊派遣国と出資国として、関係国・地域の平和と安定の回復、現地住民の生命と財産の保護のために突出した貢献をし、然るべき国際責任を担ってきた」と述べました。

 CRI報道によりますと、「世界平和を守る中国軍隊」をテーマにした展示会がニューヨークの国連本部で開幕し、出席し挨拶に立った国連のアトゥール・カレ事務次長が「中国は国連のPKOで独特かつ重要な役割を果たしている。中国のような加盟国の支持がなければ、PKOはここまで成果を挙げられなかった」と述べたということです。

 これを受けて、華報道官は、「カレ事務次長の発言を賞賛したい。中国は国連のPKOを終始一貫して支持しており、今後も積極的に参加していく」としました。

 国連の統計によりますと、1990年以降、中国はPKO部隊3万9000人余りを派遣、1万3000キロ余りにわたる道路を整備、17万人余りの患者を治療したほか、護衛やパトロールなどの任務を300回余り遂行してきました。また、中国海軍の病院船「平和の方舟」はすでに43カ国を寄港、23万人余りに医療支援を提供しているということです。(鵬、む)