2025年9月21日、東京・大本山護国寺において「国際平和デー鐘打式典」が行われ、国連創設80周年を記念して多くの来賓が参列した。正午の鐘打を中心に、平和を祈念する時間が設けられ、式典後は月光殿において来賓の挨拶と交流が行われた。
来賓挨拶に立った水野素子前参議院議員は、7月の参院選には不出馬で、現在は長谷川・谷本両氏のもとで国連・平和に関する指導を受けていると説明。JAXAで18年勤務し、ライデン大学で国際法修士を取得、国連の宇宙空間平和利用委員会に参加してきた経歴を述べた。
国際法が無視されている現状に懸念を示し、外務省と協力して改善に努めたいとした。塩村議員と同じ委員会で安保理改革や日本のリーダーシップを共に訴えてきたことも紹介した。
さらにICJやICCといった司法の手段、市民社会の努力に触れ、日本が積極的にリーダーシップを果たす重要性を訴えた。そして「宇宙から見れば地球に国境は存在しない」との視点から、未来の子どもたちに国際法が機能する社会を残すべきだと力説した。
発言の全文や、式典の詳細はこちらからご覧ください。
(レポーター 井門孝紀)