[Seminar] 2011年9月20日(火) 長谷川ゼミナール後期授業が始まりました!!



 本日9月20日のゼミ授業では、4時限に後期授業のオリエンテーション、東ティモール・旧ユーゴスラビアの夏期研修旅行報告を行い、5時限には長谷川ゼミがリクルート活動において求める人材の定義を共有した。そして、最後にゼミ生数名がゼミ論文の概要を発表し、長谷川教授から御指摘頂いた。本記事では、後期最初のゼミ授業ということもあり、「後期授業のオリエンテーション」に焦点を当てて記していく。
 授業班により新しく提案された後期の授業体系は、4時限に各班のプレゼンテーションとディスカッション、5時限に各班で文献精読を行うというものである。従来は4時限をプレゼンテーションの時間として90分最大限活用し、続く5時限では4時限のプレゼンテーションを受けて得た知識を基に、発表班が提示したテーマについて話し合うという形式をとっていた。今回、このようにプレゼンテーションとディスカッションが合わせて90分と大幅に短縮された背景には、前期末に行われた反省会において、ゼミ生から「前期までのやり方では十分な知識の習得が出来ない」「骨のある文献を読んでみたい」「発表班以外のゼミ生の士気が低下してしまうので、全員が参加できるような体制にするべきである」「他班の知識が曖昧なままでは意義のあるディスカッションができない」等様々な意見が寄せられたことがある。
 しかしながら、長谷川ゼミにおいて文献購読の時間を設けることは過去にあったとはいえ、現ゼミ生にとっては初の試みである。また、前期とは全体の流れやプレゼンテーションへの比重の置かれ方が大幅に変更されたため、後期は手探りの状態での船出となる。だが、確かに従来のやり方では発表が英語であることもあり、他班のゼミ生が内容を理解するのに大変な労力を要していた。したがって、後期ではまず各班のプレゼンテーションの比重を下げ、まず所属する班のテーマへの理解を深めることに重点を置くというのは挑戦する意味のある取り組みではないか。後期からは本格的に新ゼミ長率いる新幹部のもとで運営されるため、従来の反省点を踏まえて授業体系を大幅に改善するには格好の機会である。(光達由菜)