[世界連邦国内委員会70周年記念会議] 蟹江憲史慶応大学大学院教授がSDGsの意義を語り、牧野百男市長が「SDGs未来都市」として鯖江市が日本国政府の認定を受けたと報告した。(27/11/2019)



 一般の市民や学生にとってSDGsのメリットとして挙げられることは、まず、第一にはSDGsを促進していくにあたって、これに即して活動している会社に就職するようになると言えよう。第二にはグローバル・ガバナンスをどのようにして現地に会ったように、すなわちローカライズ(Localize)するかである。そして第三としては、利害関係者(Stakeholders)が討論して、実施指針(implementation guidelines)などを作成して、目標を実現するために、司令塔、行政と民間との関係なで、どうしたら良いかを決めることである。環境の悪化に一番影響を受けるのは貧困者であり、環境や貿易など人間の経済開発活動が、現在の世界の人口が70億から90憶人になるにあたって、SDGs目標を実現するためにどうしたら良いか模索する必要がある。

●   牧野百男鯖江市長の活動報告
 牧野百男鯖江市長は今年の7月に日本国政府より鯖江市が優れた取り組みを提案する「SDGs未来都市」に選定されたと述べた。「女性が輝くめがねのまちさばえ~女性のエンパワーメントが地域をエンパワーメントする~」をテーマに、経済、社会、環境の3側面をつなぐ、女性活躍の推進に関する統合的な取組をしており、相乗効果をいかしてSDGs17全体の目標を達成するという方針を取っていると説明された。先導的な取組を「自治体SDGsモデル事業」として国から選定され、今後、産学官民が連携する共創サイクルを加速化させ、持続可能な地域モデルの確立を目指す」と語った。