令和7年5月15日に、衆議院第一議員会館地下一階特別室において、元大統領や元国連事務総長を含む各国首脳、国連高官経験者が所属するThe Eldersと世界連邦日本国会委員会に所属する国会議員との間で意見交換会が行われた。
海江田万里衆議院議員は、令和7年に中川正春前事務総長(現世界連邦日本国会委員会顧問)のご勇退に伴い第17代世界連邦日本国会委員会事務総長に就任された。本意見交換会の最初にご挨拶をされ、国連創設80周年に伴い衆議院本会議での決議を目指している世界連邦国会決議への意欲を強調された。これは、20年前に国連創設60周年を記念して決議された世界連邦国会決議の内容を、現在の国際情勢に対応した、よりバージョンアップしたものであり、現在手続きを進めている最中である。海江田万里事務総長は、このような国会決議が他の国々でも行われることを希望され、またThe Eldersとも今後も友好を深めていきたいとご発言された。リポーター井門孝紀。
以下が海江田万里事務総長のご発言の全文である。
The Eldersの皆様、ご来場ありがとうございます。本日の主催団体、世界連邦日本国会委員会の事務総長を務めております、海江田万里です。
各国首脳、あるいは国連事務総長、国連高官を務められた皆様がその後も世界の諸課題のために活躍していることに心から敬意を表します。皆様の素晴らしい活動を、私たちは日本に広めたいと考えております。また、皆様にも私たちの活動を知っていただけたら幸いです。
私たち世界連邦日本国会委員会は、国家を超えた課題に国家を超えたシステムを創設して解決することを目指し、超党派で活動しております。
今から20年前の国連創設60周年に衆議院本会議でいわゆる世界連邦国会決議を行ない、日本が国際平和のために貢献することを誓いました。今年は国連創設80周年ですので、更にバージョンアップした決議を行なうため、手続きを進めているところです。このような決議が世界各国で行なわれることを希望しており、ご賛同いただければThe Elders の皆様もお力を貸していただければ幸いです。
結びに、今回の会合を通じてThe Elders の皆様と世界連邦運動の友好が深まり、世界平和への一歩となることを願って私からのご挨拶と致します。