令和7年5月15日に衆議院第一議員会館地下一階特別室にて行われた、各国の元大統領・首相、元国連事務総長、ノーベル平和賞受賞者などが所属するThe Eldersと、世界連邦日本国会委員会に所属する国会議員との間で意見交換会が行われた。日本共産党に所属する参議院議員の紙智子氏はこの意見交換会においてご発言され、自身が取り組んでこられた核廃絶などに関して言及された。日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことを喜ばれ、今後も国際平和や核廃絶に関して取り組んでいくと述べられた。リポーター:井門孝紀
以下が紙智子氏のご発言全文である。
エルダーズの皆様にお会いできて大変光栄に思う。私は日本共産党の国会議員団の会長を務めている紙智子である。世界においてさまざまな変動があり、例えばガザへの攻撃や、ウクライナへの侵攻などは3年がすでに経過しており、大変胸を痛めており、早く解決できることを願っている。そんな中で喜ばしいことは、日本は被爆80年なのだが、日本被団協がノーベル平和賞を受賞することができたことである。これは本当に被爆者の皆様が、命をかけて国際社会に向かってずっと被爆の実態を伝えてきたことによるものだ。これが実際に国際社会に伝わったと言うことだと思う。私はこれを大変喜ばしく思うし、このような時代だからこそ、本当に世界から核兵器をなくす、あるいは戦争をなくすために力を尽くしてきたと思っている。今日ご出席のエルダーズのお一人は(元モンゴル大統領のツァヒギーン・エルベグドルジ氏)私と同じバッジをつけていらっしゃるのだが、核兵器を無くしていくと言うことでのアピールをするバッジである。ぜひ力を合わせてやっていきたいと考えている。