[Diplomacy] 2011年10月12日 日本の安全保障外交の変遷と展望

 On October 12 2011, Professor Hasegawa first explained in his class on “Foreign Policy” the evolution of security arrangements made by nation states in achieving their national security. These included a traditional security alliance to various collective security arrangements. He explained the significance of a newly emerging conception of human security in the rapidly globalizing world. He then delivered a lecture on the theme of “Japanese defense policy”. Secondly, he explained the current condition and agenda of Japan-U.S. security and defense cooperation arrangements. Finally he told us that the process of foreign policy formulation and implementation of a democratic nation is influenced very much by its domestic factors such as how people perceive its appropriateness. (Eri Iijima)

2011-10-14
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[Diplomacy]2011年10月5日 “The U.S-Japan Alliance” Mr. Richard Bakewell

Mr. Richard Bakewell lectured on “The U.S-Japan Alliance”. His lecture were consisted of 5 parts. First, he talked about history of partnership between U.S. and Japan. Specially he focused on common strategic objectives. Second, he lectured on “Current U.S. military presence in Japan”. Then he focused on U.S. forces in Japan, the reasons, the history so on. Third he talked us about “Defense policy review initiative and realignment”. Forth, he lectured on “New security challenges”. The new challenges were terrorism including other trans national issues, anti-piracy and cyber. Fifth, he gave us details U.S.-Japan cooperation after the great Japan Earthquake, “Operation Tomodachi”, U.S – military assistance and Fukushima Daiichi Assistance.(Sayuri Maruyama)

2011-10-07
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[Diplomacy] 2011年9月28日(水) 「外交」に関する概念と理論(長谷川教授)

 On the 28th of Sep. 2011, Professor Hasegawa started his course on Comprehensive Diplomacy. In his first lecture, he explained the meaning of “diplomacy” in terms of its roles. First, Prof. Hasegawa focused on the roles of diplomacy in achieving national interest. He explained the changing roles and the significance of diplomacy in the Westphalian world of independent states and the post-Westphalian international system. In addition, Prof. Hasegawa touched on the relationship among international society, civil society, and individuals. He also analyzed the meaning of national sovereignty and equality. Second, Prof. Hasegawa explained the need for a paradigm shift and the four elements of diplomacy including security being part of “the diplomacy of globalization in the world” as well as a variety of globalization issues as disparity and major diplomacy issues. Moreover, Prof. Hasegawa referred to the international political economy trends and the theories of international politics system. In this regard, he mentioned the understandings of the world as advanced by Machiavelli, Thomas Hobbs, Harold Nicholson, Ernest Satow, Hans Morgenthau, Henry Kissinger and Kenneth Waltz. (Minshik KIM)

2011-10-02
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【外交総合講座】2009年7月8日(水) 長谷川 祐弘 法政大学教授

今日の講義では、地球の温暖化の現状と原因について詳しい説明がなされた。この問題は、1992年の国連環境会議で地球の生態システム全体の問題であるとの認識が高まり、以来、様々な対策が打ち出されてきた。そして地球における温室効果ガスの全体量を削減するために「京都議定書」が作成されたが、二酸化炭素などの温室効果ガスは増え続けているのが現状である。イタリアでのG8そして主要経済フォーラムの参加国である主要排出国のコミットメントが必要である。

2009-07-08
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【外交総合講座】2009年7月1日(水) 長谷川 祐弘 法政大学教授

本日の外交総合講座は長谷川祐弘教授によって行われ、「価値外交」とは何かというテーマの下に理論と動向を説明された。
価値外交とは民主主義、普遍的人権、法の支配といった基本的な価値を共有する国々の強化である。阿倍元総理によって打ち出されたが、民主党の鳩山代表は「友愛外交」を主張しており、両者に大きな違いが見られる。
また、価値外交の理論と意義として、国際政治理論や安全保障の意義、人道的介入、R2P、人間の安全保障について詳しく説明なされた。人間の尊厳である普遍的価値を強化し、明確にしていくことが重要である。

教授の講義の後は生徒が価値外交を日本が大いに進めていくべきかについて議論し、いろいろな意見が出た。

2009-07-04
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【外交総合講座】2009年6月17日(水) 谷口 和繁様 世界銀行駐日特別代表

6月17日の外交総合講座の授業では、世界銀行駐日特別代表である谷口和繁様がゲストスピーカーとしてお越しになられ、今日の世界的な経済危機がどのように生じたのかを詳しくご説明になりました。また、国際経済の中における日本経済の現状と、将来について私たちの世代への影響と問題点を具体的にご指摘されました。

reported by 大山諒佑

2009-06-18
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【外交総合講座】2009年6月10日(水) 外務省 国連政策課長 久島 直人氏

今回の外交総合講座では、北朝鮮のミサイル発射と核開発問題を例にとって、これまで安保理で日本が非常任理事国として、どのような方針で臨んできたかということをまず始めに講義なされました。
また、現在、非常任理事国である日本が常任理事国入りを目指す意義、そのための安保理改革の必要性と現在行われている交渉の現状、その中での問題点について、どう対応すべきなのかということを講義なされました。

2009-06-10
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【外交総合講座】2009年5月27日 JICA公共政策部 村岡敬一様

5月27日(水)の「外交総合講座」では、JICA公共政策部の村岡敬一様が講義をされました。開発途上国の状況や日本のODA(政府開発援助)の現状について、詳しく説明されました。また、2008年10月に誕生した新JICAについて、その概要やヴィジョンを伺うことができ、大変有意義な講義となりました。

Mr. Keiichi Muraoka, Deputy Director General for Planning and Coordination for Public Policy Department of JICA visited Hosei University on 27 May and delivered a lecture on the role JICA in implementation of Japanese ODA.

His lecture covered, among others, the JICA’s support and aid for Palestine carried out in terms of bottom-up and cummunity based approach as well as top-down and economic development approach. Following his lecture,
several students made comments and asked questions..
(reporter: Asami Ikeda)

2009-05-28
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【外交総合講座】2009年5月20日 吉崎 知典様 防衛省

まず日本の防衛政策の中心となっている日米安保の重要性、防衛協力について述べられ、日本を取り巻く中国・ロシア・北朝鮮の軍事情勢について説明されました。また、世界問題となている核開発やミサイルについても話され、今後の日本防衛力の在り方について見解を述べられました。

2009-05-20
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【外交総合講座】2009年5月13日 篠田英朗様

国際政治学上の理論において「国際社会」があるとすれば、という仮定から始まり、「国際社会」という新しい概念や、その秩序について、有名な学者の見解や歴史的背景を参照しながら、篠田さんの提唱する国際社会論を説明して下さいました。

2009-05-13
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【外交総合講座】2009年4月29日 外務省 貴島善子様

外務省国際協力局からゲストスピーカーとして、人道支援理事長、気候変動室交渉官を務める貴島善子氏に講義をしていただきました。
グローバル・イシューへの取り組みについて、なぜアフリカの難民を助けなければいけないのか、なぜポスト議定書交渉で日本がイニシアティヴを発揮しなければいけないのかという二つの問いに沿って説明されました。
国際政治と外交についての説明の後、国際社会における日本の役割についてわかりやすく説明されました。

reported by 木村亮太

2009-04-29
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【外交総合講座】2009年4月22日 長谷川 祐弘 法政大学教授

第二回目の授業は2部構成で行われました。第1部では、国際政治における現実主義、自由主義、構築主義、機能主義の異なった考え方を歴史的人物を基に説明されました。第2部では、グローバリゼーションがいかに国家や国際システムに影響を与えているかということを、近年の事例を取り上げて説明し、これからの国際社会での外交における多岐にわたる問題を提示されました。

2009-04-25
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【外交総合講座】2009年4月15日 長谷川 祐弘 法政大学教授

第1回目の外交総合講座では、パラダイム・シフトや外交の基礎となる4つの要素を説明され、外交に関する歴史的思想家や理論の基盤となる考え方が紹介されました。また、国家と国際社会の関係と概念について説明され、新たな地球規模の課題に対してどのように外交が展開されるか問題提示されました。本日の講義は今後の学習への大きな足がかりとなりました。

2009-04-16
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