【国際機構論】10月21日 橋本 直子 氏 IOM駐日事務所プログラム・コーディネーター

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以前に行われた橋本様を招いた際の講義の模様をお送りします。

【橋本 直子 氏 IOM駐日事務所プログラム・コーディネーター 】

①ゲストのプロフィールご紹介

IOM駐日事務所プログラム・コーディネーター

日本において大学まで教育を受けた後、英国オックスフォード大学院にて難民学修士号( Master of Studies in Forced Migration )取得。
(財)日本国際問題研究所を経て、在 NY 日本政府国連代表部において人権・人道問題担当専門調査員として勤務。
加盟国・締約国としての立場から国連決議交渉、政策立案、人権条約体等に携わる。
その後、 JPO として、 IOM (国際移住機関)本部ジュネーヴの人身売買対策課( Counter-Trafficking Service )においてプログラム・オフィサーとして勤務、アジア・アフリカにおける人身売買対策政策・事業立案を担当。
在スリランカ UNHCR ワウニヤ事務所での Associate Protection Officer (法務・人権問題担当)勤務などを経て現職。

国際移住機関(IOM)駐日事務所HP:http://www.iomjapan.org/

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②講義要旨

10月21日はIOMの橋本様にお越しいただいて、IOMについて講義をしていただきました。
講義の中で橋本様は、国際移住機関(IOM)についてご説明され、スイスのジュネーブに本部を置いていること。
“正規ルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に権利をもたらす”という基本理念の下に活動していること。
世界的な人の移住問題全般を専門に扱う唯一の多国間政府機構であり、強制的な移住から自発的な移住まで包括的に扱っている機関であること。
グローバル化に伴う人の移動の増加により、今後さらにその役割の拡大が予測される点など、様々な角度からIOMについてご説明していただきました。
(文章:法政大学法学部国際政治学科3年 高橋健太)
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